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クジラの大勝利 PDF Print E-mail
Thursday, 04 June 2009 09:58

15日ハプーン船・第二勇新丸はインドネシア東ジャバに位置するスラバヤ港から船の修復作業が未完了のまま退去することを命じられた。

インドネシア営林局、絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)当局、また東ジャバ地方自治体は、第二勇新丸にスバラヤ港及びインドネシア海域から退去することを要求した。



Jakarta Animal Aid、Earth Island Institute、豪州Green党の党首Bob Brown氏、西オーストラリア・フリーマントルPeter Tagliaferri市長、オーストラリア元環境大臣Ian Campbell氏、インドネシア営林局、そして環境団体シーシェパードの多大な努力に感謝する。

全ては2008年12月20日にシーシェパードが所有するスティーブ・アーウィン号が南極海で第二勇新丸を追跡したことから始まった。スティーブ・アーウィン号は天候の悪化により追跡を断念、捕鯨船が氷山のコンディションが悪い北部へ進むのを横目に南下した。

「氷山が厚くなるにつれて危険を感じた」とスティーブ・アーウィン号キャプテン ポール・ワトソンは述べた。「ハプーン船は氷山よりも我々に恐れている様子だった。最後にハプーン船の姿を見た時、彼らは氷山がさらに厚い方角へ直進していった」。

その結果、第二勇新丸のスクリュー部は深刻な損傷を受け21ノットで走るハプーン船は7.5ノットまで減速した。

捕鯨船は3000マイル(約5400km)離れたインドネシア・スラバヤにスクリュー修復作業の為16日間をかけて航海した。豪州とニュージーランドはスラバヤよりもずっと近い距離にあるが、両国は日本捕鯨船団の寄港受け入れを拒否している。

スラバヤではJakarta Animal Aidが捕鯨船の修復作業反対のデモを企画、役人との会合も開いた。キャプテン ポール・ワトソンはスティーブ・アーウィン号からJakarta Animal AidのFemke Den Haas氏に連絡し彼らの努力を賞賛、また支持した。

Femke氏は、インドネシア政府は日本の捕鯨活動が違法であるという証拠、また豪州政府が豪州国内で日本捕鯨船団に一切の給油と修復を行わせないという事実を把握しておく必要があると述べた。

クジラの保護活動に最も熱心な三人の豪州政治家は直ちにこのメッセージに応答した。

元環境大臣、また環境団体シーシェパードのスポークスマンでもあるIan Campbell氏はインドネシア政府に以下の手紙を書いた:

 

この伝達はインドネシア関連機関に、豪州の法の下で日本捕鯨船団は豪州のいかなる港にも一切の寄港を禁止されているという事実を明瞭に表しています。この禁止令は国際捕鯨取締条約で商業捕鯨が禁止された時に制定されました。日本政府は組織的にこの国際条約を過去20年間に渡って破棄し続けてきたため、豪州政府は日本捕鯨船団の豪州における一切の出入りを禁止します。

私はこの助言が当局に転送されることを願います。豪州大使館にお問い合わせ下さい。

敬具

2004-2007年度 豪州政府環境大臣

Ian Campbell

 

 

また豪州政府Green党の党首Bob Brown氏は以下の内容を送った:

ハブーン船(第二勇新丸)はインドネシア・スラバヤで修復作業を必要としている。

この捕鯨船にとって豪州の港に入港することが便宜だということは明らかだ。しかしながら、豪州国内での捕鯨船団の評判は修復作業を困難なものにするであろう。こういった事実が日本捕鯨船団の豪州またはニュージーランド入港を妨げている。

インドネシア当局は、インドネシア国内で日本捕鯨船団へ一切のサービスを提供しないことを今一度確認するべきだ。

敬具

上院議員

Bob Brown

 

 

西オーストラリア・フリーマントル市長Peter Tagliaferri氏は以下の内容の手紙をスラバヤ港関係者及びスラバヤ市長Banbang Dwi Hartono氏に伝えた:

西オーストラリア・フリーマントルの市長としてこのメッセージを伝達します。

フリーマントル市は違法捕鯨行為に反対し、日本政府に正式な外交手続きを通してこの意思を表明します。

第二勇新丸は氷山から受けた損傷によってスクリューの修復を必要としていることを把握しています。

しかしながら、フリーマントル市はこの捕鯨船が修復作業を行い今後も違法捕鯨を続けるためフリーマントルに入港することを支持しません。

フリーマントル市の市長として、スラバヤ市にも捕鯨船の修復作業を一切行わせないことを要請します。結果として、第二勇新丸が違法捕鯨を再開しないことを願います。

敬具

フリーマントル市長

Peter Tagliaferri

 

第二勇新丸の寄航継続拒否・・・一体何を意味しているのか?

第二勇新丸は少なくとも12月20日から一頭のクジラも殺戮していない。またスラバヤ地方自治の決断により同船はしばらく南極海に戻ることができないであろう。日本捕鯨船団を構成するハプーン船三隻のうち一隻が稼動不可能な状態であることは残りの二隻、第一勇新丸と第三勇新丸、それ以上に日本の南極捕鯨自体に多大な影響を与えるであろう。

「第二勇新丸をスラバヤから強制退去させたということは、たくさんのクジラの命を救ったということだ」キャプテン ポール・ワトソンは述べた。

ハプーン船の損失と12月20日から1月7日に渡るシーシェパードの捕鯨船への妨害は、日本政府が掲げる今年度のクジラ捕獲量に深刻な影響を与えている。スティーブ・アーウィン号が南極海に戻り今後一ヵ月半に渡り妨害行為を継続すればその影響は更に大きくなるだろう。

シーシェパードの目的は、出来るだけ多くのクジラの命を救い捕鯨産業に深刻な損害を与えることだ。南極捕鯨による損害金額が大きければ大きいほど良い。今回のクジラ保護キャンペーンは想像以上の成功を収めている。

また今回ハプーン船がインドネシアの港から強制退去させられたといことは、豪州とニュージーランドの港からも長年出入りを禁止されている捕鯨船団、日本政府にとって大変屈辱的な事件であった。

第二勇新丸がスクリューを修復するためにどこの国に寄港するのから知られていない。しかし今後もシーシェパードは第二勇新丸の南極海行きを遅延させるために出来る限りのことは行っていく。

 

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